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「こめかみ」は「米噛み」
米を噛むときに動くところ
「こめかみ」はものを食べるときに、「噛む」と動くところです。額の両端の少し下側、両目の外側です。
「こめかみ」という言葉は、米を噛むと動くところから、そう呼ばれるようになったようです。
でも、「こめかみ」は米だけではなく、なにを噛んでも動きます。
じゃあ、なんで「米」噛み?
昔、米は生で食べられていたようです。生の米を食べてみるとよく分かるんですが、硬くてこなれにくいので、何度も何度もよく噛まないといけません。
また、日本人にとって米は重要な作物で、神聖で特別な、身近で好まれる食物です。
このため、特に「米」をあてて「こめかみ」としたのかもしれません。
口噛み酒
昔のお酒
昔は、世界のあちこちで「口噛み酒」がつくられていました。穀物などをよく噛んで唾液と混ぜ、吐き出します。
すると、唾液によってでんぷんがブドウ糖になり、やがて発酵してアルコールができるのです。
日本でも作られていました。
神につかえる巫女の役目であり、酒も神にささげるものです。
噛む→醸(かも)す
酒は噛んで造るもの、ということから、「醸す」となったそうです。
で、なんで酒の話かというと、「こめかみ」の語源である「米噛み」なんですが、別のいわれがありまして、そちらも紹介したいと思うんです。
酒を造るときに米を噛む巫女のこめかみが動くところから「こめかみ」と言われるようになった。
という説です。
説得力がありませんか?
米噛み酒を造るとき、担当の巫女さんはきっと一日中噛んでたんじゃないかと思いますね。
(07/11/09)
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(07/11/09)掲載






